dancyu×日本酒.com

(本文ここから)

発表!メンバーの「日本酒もてなし」

ところで、今回のミッションはジョン氏のプレゼンテーション体験だけではない。実はメンバーにも、2人一組のチームで“もてなしプラン”を練ってきてもらっていた。お題は「日本酒ビギナーに食中酒の魅力を伝えてください」というアバウトなもの。すると、5チームとも、兵庫・灘にある松竹梅白壁蔵(しらかべぐら)で酒造りの現場を目の当たりにしたミッション1の体験を踏まえての発想。蔵での感動が生かされた内容は、左党にとっても魅力的な新鮮さが盛り込まれている。さて、もてなされてみたいのはどのプラン?


冷やしておいしい、米の旨味があふれるやわらかな味わい。伝統製法にのっとったポテンシャルの高さが飲み心地から伝わってくる。松竹梅「白壁蔵」<生酛純米> 640ミリリットル/1180円、1.8リットル/2615円(参考小売価格)。


西村隆さん・真由美さんチーム:昔と今をつなぐストーリー

江戸時代に始まった生酛造りが、現代の酒造りの粋を集めた技術と徹底した品質管理が行なわれている松竹梅白壁蔵に受け継がれているという事実。その融合から生まれた酒にふさわしいのは、「時をつなぐ」もてなしだろう。夫婦ともに料理には疎いほうなので、誰にもある「あの時」を振り返りながら共に弾む会話を肴に選んだ。ストーリーの具体的な一例として、町田プロデューサーが誕生した日の新聞コピーを用意。ランチョンマットにしてみた。


礒部安志さん・香保里さんチーム:ライト&カジュアルに味わう

松竹梅白壁蔵で学んだ原料となる水の大切さ。そこでビギナーには酒と合わせて天然水を用意。スターターには、カナッペや野菜スティックなどの軽い料理が合う。そこで、食べごたえのある肉料理に向かって独断でマッピング。肉料理では 酒も用意。湯煎のように猪口ごと温め、お風呂の湯温を見張るカエルくんを活用するなどしてカジュアルさも演出してみた。また、ピンチョスなどのフィンガーフードは気軽につまめるので、飲みすぎを防げる。


澤田明子さん・坂本佳世子さんチーム(唯一ママさんメンバーの坂本佳世子さん(左)と、澤田明子さん。):料理ごとに相性を探る楽しみ

酒好きなのに、家飲みでは日本酒を選んでいないことに気づき、女仲間で緊急会合。すると、日本酒には暗さが伴い、ホームパーティーには地味なイメージがあるという指摘あり。酒販店でもワインに合う料理の情報は店頭にあるのに、日本酒にはない。実はいちばん知りたいのがこの部分。なので、一品ごとに合う酒を提案するもてなしなら自分たちもうれしい。飲みきれる量をカラフェなどで冷やし、女性が美しいしぐさで飲める器で味わえれば最高。


浜田貴光さん・真由美さんチーム:甘酸辛苦と食感をちりばめる

職人肌のご主人とおいしいものに果敢な奥様はこの件で夫婦喧嘩に。
    それを乗り越えたプランが、とある冬の日の、心にしみる愛され料理。(1)春菊の胡麻和えは甘さとコクを味わい、(2)はす団子のお吸い物は団子のもちもちした食感を楽しみつつ、さっぱりとした味わいに。(3)冬大根の鶏そぼろあんかけで旬の大根のみずみずしさを楽しみ、(4)焼きがんもはふわふわ熱々。(5)酒飲みの心をくすぐるおにぎりで締め、(6)すだちを搾った酒ゼリーをつるるんと。


兼平綾子さん・峯岸由佳さんチーム(右が兼平綾子さん、最年少メンバーの峯岸由佳さんは今春より社会人に。):組み合わせの妙を体感する

日本酒が苦手な理由にあがる翌日に残るイメージ。そこで、まず35〜38℃の人肌 で胃を温め、白和えやカルパッチョで空腹を満たす。そして串揚げ。冷酒と 酒を用意して、野菜や肉、魚などの食材と温度帯の違う酒の相性をあれこれ楽しみつつ味わう。その後はバータイム。トマトジュースで割った酒カクテル1号、凍らせたブルーベリーを入れてミントを浮かべた酒カクテル2号など。酒ジェラートも用意して、多彩な酒の味に感動してもらいたい。



(本文ここまで)