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最後の上槽には、自動で行なう圧搾機での工程もあるが、今回は熟成醪を詰めた酒袋を吊す昔ながらの袋吊り。重力にまかせて滴るのを待つので、量は少ないもののやわらかい味になるといわれている。酒袋をテキパキと吊り下げていく蔵人たち。やがてあらばしりが滴り始めると、三谷杜氏が丁寧に慈しむように酒を利く。その杜氏の力強い頷きをもって酒造り体験は終了した。

「やはり実際に参加して目の当たりにすると感動が深い。日本酒はもっと愛されるべき酒であることを強く確信できた」と指導いただいた松竹梅白壁蔵の方々に謝意を伝える町田リーダー。メンバーたちも「小さな道具に至るまで、すべてのことがきちんと考えられていることに驚いた。伝統に育まれるとは、こういうことなのだと思う」(中野未知子さん)、「酒が生き物であることを実感。この蔵の微生物たちはふくふく笑っているような気がする」(栢沼美里さん)、「造っている人たちの姿勢や顔がわかり、酒が何倍にも旨くなりそう」(小川健さん)、「日本酒は高いなぁと思っていたけど、これほど大変な過程を経て造られるとは。価格の妥当性、いえむしろ安いことを痛感した」(廣澤明子さん)、「工場の規模があまりにも大きいので第一印象は立派だというものだったが、この2日間で松竹梅白壁蔵は職人そのものであることがよくわかった」(吉村結城子さん)など語り口は熱い。これらの感動を反映して迎える次回ファイナル、ご期待ください。


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