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つまり「21世紀の食中酒を考える」という使命を帯びているわが日本酒委員会が目指すところと心は同じ。というわけで、新酒造りが始まっている蔵を訪ねた。リーダーのdancyu編集長・町田、酒・料理研究家の渡辺ひと美さん、そしてメンバー10名は、納豆厳禁、爪は短く、フレグランス禁止などの当たり前を今一度徹底させて集合。さっそく作業着に身を包む。
「これは体験のための特別なプログラムではありません。山廃純米や純米吟醸などを造っている真剣勝負の現場に参加していただきます。杜氏の指示のもと、可能な限り体験していただきますので、裏方から見えてくる日本酒の魅力を新たに感じ取ってください」。工場長・仲義博さんの言葉に一同の背筋がピンと伸びる。
専用靴に履き替え、爪ブラシも使って念入りに手を洗浄し、生産課・金子義孝専門部長に率いられて蔵に入る。ひんやりとした空気。聞けば、おいしい酒造りのために寒仕込みの環境をつくり出していて、最適な気温と湿度を維持しているという。足かけ2日で全行程を網羅する体験&見学。なかでもメンバーの心にとくに大きく響いたのが、洗米・浸漬、麹造り、そして上槽(搾り)だった。

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